豊田市挙母町(ころもちょう)に挙母神社(ころもじんじゃ)があり、境内にすらりとしたクスが1本有ります。
『挙母神社のクス』です。樹齢650年、樹高25m、幹周6.5mの豊田市指定天然記念物です。
約400年前の1572年にすぐ隣の瑞光院が火災の時に薬師寺如来がこのクスの木の下に難を逃れたと言う伝説があるほどです。
豊田市は1958年まで市名を挙母市(ころもし)といいました。
挙母市から豊田市になり、その名を冠する挙母神社は、この街の中心であったと思われます。
今も定期的に出店や植木市が開かれていて、クスはずっと地元の人々を見守っているかのようです。
これほど真っ直ぐに伸びた楠は珍しいです。
境内には他に、イチョウ、カゴノキ、ハゼノキなど豊田市名木指定になっている木もたくさんあるので、是非ともひと回りしてみて下さい♪ (すぎうら))
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