豊川市にある『関川神社の楠』をご紹介します。
このクスノキは、関川神社の狭い境内に立っている御神木で、幹周7.3m、樹高25m、樹齢800年。豊川市の天然記念物に指定されています。
祠と社殿に挟まれるように聳え立ち、表側の姿はは普通でしたが、反対側は樹皮が丸まるようにぱっくりと口を開けていました。1609年に、付近の大火によるものだそうですが、根元には焦げた跡もありました。
でも、樹勢はまだまだ、元気です。
この辺りには、旧東海道の赤坂宿や音羽宿があり、細い道路と古い町並みが残っていて風情があります。そしてこの近くに、「杉森八幡社の夫婦楠」や「御油の松並木」もあります。(すぎうら)
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