蒲郡市にある「清田(せいだ)の大樟」をご紹介します。
訪れてみると、ミカンハウスや集落の中から頭を出したようにそびえていました。
昭和4年12月に国の天然記念物に指定された老樟ですが、今も青葉が勢いよく茂っている姿に元気づけられました。
根元には子供!?小さな木々が芽吹いているのは(下の写真)木が元気な証拠なんですよ。
明治初期までこの清田一帯はクスの樹海でおおわれ、大木が何本も生い茂っていたそうです。
その後、農地や宅地開発などで次々と伐採されて、今はこの一本だけが残されたようです。
目通り14.3m、根回り13.6m、樹高22m、樹齢は約1000年と言われ、愛知県内で1番の巨木です。
こんなに身近なところで1000年クラスの巨木に出逢え、全貌も美しくとても感動しました。
まだ見ていない方は、是非、訪れてほしいオススメの樹です。(すぎうら)
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