岡崎市夏山町の寺野を訪れました。
そこには愛知県指定の天然記念物「寺野の大楠」があります。樹齢推定1000年、樹高36m、目通り幹囲12m、根囲27m、県内で3番目に大きな楠です。
到着してまず初めに、薬師寺堂の斜め後ろにとても大きな根だけが見えます。
主幹は背後の切り立った斜面上部にそびえ立っていました。崖面から露出したその雄大怪異な根の様子に、なんともいえないスケール感に圧倒されました。
濃い緑の葉っぱが頂部までとても元気に生い茂っています。
言い伝えでは大風の時、枝の一本が折れたのですが、枝が大きかったため一枝の代価で祭りの芝居が興行できたとのことです。
上手く表現できませんが、とてもインパクトを受けた樹でした。(すぎうら)
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