豊田市稲武にある「瑞龍寺(ずいりゅうじ)の枝垂れ桜」をご紹介します。
樹高8.0m 幹周3.4m 樹齢360年の愛知県指定天然記念物です。
天然記念物に指定された後に、枯れた枝が多くなり、枯死の危機に見舞われました。
一旦、切り倒して新たな桜を植えることも検討されていましたが、樹木医の指導により枯れた幹・枝・根を除去し防菌処理を行い、肥培管理が行われました。
その甲斐あって見事な花を咲かせるようになったそうです。
今では、「しだれ桜を守る会」も発足し、たくさんのしだれ枝を竹で支えるなど手厚く保護されています。
ほかにも多くの人達の手によって、とても大切にされているようです。
訪れた時はまだ花を咲かせていませんでしたが、毎年4月上旬になると「桜まつり」が開催されます。
夜間もライトアップされて、幻想的な世界を見せてくれるそうです。
国道153号線沿いにありますので、アクセスも良く立ち寄りやすいです。
(すぎうら)
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