2010年08月号 | Vol.10 |
屋久島の 魅力に迫る! その10
世界最大の「照葉樹林」
屋久島空港を降り海岸沿いの国道を走ると眼前には遥か山の中腹に繋がる美しい「照葉樹林」の森林が広がっています。
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屋久島が世界自然遺産として登録さ れる重大な要件の一つとなったのが広範 囲に原生状態で残されている、世界最大級の「照葉樹林」です。 |
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照葉樹林とは、東アジア独特のもので、シイやカシのように光沢のある厚い葉をもつ常緑の広葉樹がつくる森林のことです。ヒマラヤ山脈から日本(関東以西)までの温帯
南部とその南に繋がり、フィリピン、インドシナ半島、マレーシア、インドネシアなど熱帯にまで広がっています。
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日本では沖縄から関東地方までの広範囲に見られた森林ですが各地域の都市や農地の多くは照葉樹林を切り開いてつくられたものです。
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代表取締役 八田欣也
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