屋久島の 魅力に迫る! その21屋久島の人々: 脇田工芸
脇田正一さんは、永年、屋久杉の工芸品づくりを営み数年前より「屋久杉加工組合」の組合長を務めてきました。 また、「屋久島商工会」の役員もしており、生まれ育った屋久島での暮らし、島内の産業事情、屋久杉の現状などにも精通しています。 脇田さんによると、工芸材料としての屋久杉は、年々量は激減、質は極端に劣化しているとのこと。 さらに、完成品・商品としての売れ行きは、ここしばらく販売不振が続いており、とりわけ写真にあるような伝統的工芸品においてそれが顕著で、古い工房や職人さんほど転業や廃業をする人が目立ってきています。
そこで、作り手が各々にデザイン・アイデアを追求し今までの屋久杉工芸からは一味もふた味も違う作品づくりに向かわない限りこの産業は消滅する運命にあるようです。 この脇田さん、年齢の割には(?失礼)ユニークな作品をつくっています。 下の写真はその代表作で「屋久杉郵便」筒の中に手紙を巻いていれ、栓をしてひもで縛ればそのまま投函できます。
代表取締役 八田欣也
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