2011年11月号 番外編
木霊(こだま)

屋久島の 魅力に迫る! 番外編
屋久島初上陸! 平松史編②


前回に引き続き「屋久島の魅力に迫る!平松編」をお届けさせていただきます。


前回記事にしました縄文杉までの道のりのちょっとした裏話(?)トイレ事情です。
何時間もかかる縄文杉への道中、トイレはどうしたらいいの?と不安に思う女性も多いはず。実は、道中トイレがあるのは登り始めのトロッコ道に何箇所かあるだけ。本格的な山道に入ると、そこから先はトイレはありません。
往復で4時間ほどはトイレを我慢・・・汗をかくので水分は出ていくというものの、女性にはかなりつらいです。でも、以前はトロッコ道にすらトイレはなかったそうなので、それを思えば整備されたと言えます。
でも、心配な方は携帯トイレを持っていかれることをお勧めします。私は使ったことがないので、使い心地などはわかりませんが…。


 さて、そのトイレの汲み取りは一体どうやって行われているのでしょう。実は、トロッコを使って定期的(1ヶ月に3回)に行われています。しかも、今回はたまたま私たちが登山した日が汲み取りの日だったため、トロッコが線路を走るのを下山途中に見ることができました。ラッキー☆ しかし、このトロッコの使用には1回に20万ほどもかかるそうです!費用をまかなうために、トイレ募金も行われていました。帰りのバスを待っている際に見かけ、私もしっかり募金してきました!

登山途中にあったオアシスのようないくつもの水場の水がきれいで美味しいのも、豊かな森がきれいな状態で維持できているのも、そうした行きとどいた管理のおかげ。自然の恵みと、それを守る人々に感謝です。



岡崎製材㈱総合センター 平松史




      


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