屋久島の 魅力に迫る! 番外編岡崎製材の山マニア! 新海和俊 編
岡崎製材の山好きと言えば総合センターの新海。今回のみかわ百年メンバー での屋久島行きを企画したのもこの私!そんな山好き新海がお送りする「屋久島の魅力!」是非お楽しみください。
屋久島に降り立つと海岸からいきなり急峻にそそり立つ山並みと、上部がガスに包まれている迫力満点の山に感激。 まずは、宮之浦岳、縄文杉を経由し荒川登山口まで行くという1泊コースを登山未経験者ながら体力満々の若手2人と、登山経験者の中年2人の4人で満喫。
11時頃、淀川口登山口に到着し、宮之浦岳に向け出発。見事な大木原生林の急峻を登っていくと、豆腐を切ったような神秘的なトーフ岩がある高盤岳が。 さらに登ると山の姿が徐々に低木に変化し日本最南端の高層湿原である花之江河に到着。 今までの景色とは一変する湿原で屋久鹿の歓迎をうけて感激。しかし、そこでぽつぽつ雨が…すぐに本格的になりカッパを着て出発。 投石平付近から景色はがらりと変わり、ヤクザサとシャクナゲの灌木の海。雨足は強まり視界も悪いが、美しい緑の中の所々に花崗岩の巨石が無造作に置いてある様子は神秘的。 手前の栗生岳を宮之浦岳だと、てっきりだまされ、心が折れる。が、なんとか本物の宮之浦岳に到着。しかし、風雨強まりかなり寒い。暗くなる前に今日の宿泊地である鹿之沢小屋をめざすが、やけに遠く感じる。 びしょ濡れになりながら、辺りが暗くなる頃ようやく辿り着いた。重たいのを我慢してここまでテントを持って来たが、寒い・びしょ濡れ。無言の納得で小屋泊まりに。 小屋の中で焚火をし、暖を取りながら濡れた服を着替え、コーヒーを煎れ一服。 この一瞬が最高。夕食のレトルトとアルファ米も山では最高のご馳走。お腹満たされ、直ぐに寝袋に入り消灯。明日は10時間以上の行程なので、4時起きだ。と思いつつ眠りにつくと…。 その夜男ばかりの小屋の中で想像を絶する事件が…。 次回へつづく…。
岡崎製材㈱総合センター 新海和俊
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