うちにはぼうぼうにのびほうだいのカイヅカイブキの生垣があります。剪定していろんな形にデザインしてある美しいイブキもよく見掛けます。手入れしてなくて少し恥ずかしいのですが、うちは自然にまかせております。イブキ（カイズカイブキは植栽用の別名）はヒノキ科の木で「ビャクシン」とも呼ばれるそうです。材木としては床柱や彫刻材として利用されますが出材量が少なく貴重な材となっています。当社にはもちろん在庫がありまして板の状態でよく乾燥させてあります。強い紫褐色の赤みと白太のコントラストや形がおもしろいので玄関や床の間の幕板などに使っていただければ最高です。今度のオールマルハチ祭りでは是非見ておいてください。写真は知立の万福寺にあるイブキです。樹高１５ｍ、幹周２．５ｍ、樹齢５００年以上。見事にねじりながら上へと伸びていました。境内には他に幹周５ｍ以上のクスの巨樹や珍しい大ソテツ、ケヤキなど立派な木がたくさんあります。万福寺は名鉄の刈谷市駅と知立駅の間にある重原駅のすぐ南側です。少しなら車も止められます。　（あまの）