音羽町にある当社の音羽銘木センターから岡崎へ戻る途中の国道1号線沿いにとても気になっていた大きな樹がありました。舞木町の山中八幡宮の赤い鳥居が目印で、とても大きくひときわ目立っています。この神社は、今から442年前の1536年に起きた三河一向一揆の際に、かの徳川家康公が逃げて隠れた洞窟があることでも有名です。幹廻り6.6m・根周り10.8m・樹高21m、樹齢はおそらく800年近いと思います。山中八幡宮のクスノキです。今なお元気な姿で葉っぱをいっぱい茂らせています。家康公が見た時もけっこう大きな樹だったに違いありません。時を越え、今こうして同じ樹を見ていると、やっぱなんとなく不思議な感じがしています。(あまの)