森の神様に会いに行こう

2005年2月取材

勝楽寺の三河黒松

所在地 愛知県吉良町
樹種
目通幹周6.7m
樹高32m
推定樹齢660年

東海道の松並木で有名な黒松。木材として扱う場合、赤松と合わせ、あえて米松と分けるために地松と呼んでいます。赤松を雌松、黒松を雄松と呼んだりもします。三河地方の沿岸部で育つ三河黒松はその枝ぶりが見事なことから盆栽でも有名です。その三河黒松の最大級の樹がこの吉良町にある「勝楽寺の三河黒松」です。室町幕府初代将軍の足利尊氏がこの寺の創建時に植樹したと伝えられ、推定樹齢660年、樹高32m、幹周6.7m。この樹は愛知県の天然記念物に指定されています。蒲郡方面から国道247号線を幡豆町へ、西幡豆交差点を右折し、しばらく行くと小山田地蔵尊の看板を頼りに左折します。曲がりくねった道をもう少し進み、右手に池が見えたら、また小山田地蔵の看板がありますので案内にしたがってお進みください。駐車場もあります。(あまの)

2006.1.19. 枯死のため伐採
(平成18年1月19日)

 
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