愛・地球博の原点である「海上の森」瀬戸のこの里山を守るためメイン会場を長久手へ移し、ここには3つのパビリオンだけを建設することになりました。「瀬戸愛知県館」の建設にあたっても自然を残す努力がはかられました。樹高20m、幹廻り1m、樹齢100年の「コナラの木」を館内へ移植する一大事業もその一つとして行なわれました。パビリオン内に頭がツッカエて、窮屈そうですが元気な「コナラの木」の姿が見られます。どんぐりも、どんどん大きくなっていましたよ。「瀬戸愛知県館」は愛・地球博閉幕後、上の部分の木材は、下山の「巴ヶ丘小学校」の建設材料として使われ、下の部分は「里山学びと交流の森」としてこれからもずっと残されるそうです。(あまの)